恋のパイナップル/ゆれるハンドブック

鈴木みすず(Vo、g、作詞作曲)＆鈴木ユミ(key、cho、鉄琴、アレンジetc)による、ゆるポップス・ユニット。歌とピアノだけのシンプルなバラードから、トラックを用いたおもちゃ箱をひっくり返したようなチャカポコ・キラキラしたものまで、幅広く自由な音楽を追求した初音源！

「ある日ある時、僕が勤める美大の放課後に突然ふたりのうら若き女性が現われて、実はアタシたちはこの学校の卒業生なのだけど先生の授業は取ったことがないんですが今は音楽をやっててCD出したので是非聴いて貰いたくわざわざやって参りました、などとのたまい、そして「恋のパイナップル」と名乗ったのだった。

僕の生徒というわけではなかった、というところが微妙（というかアレ？）ではあるが、とりあえず可愛らしい娘たちだったので早速聴いてみたところ、なんとなんと、イイじゃありませんか！ほんわかと和み系のソングに隠された、微妙で華奢なマッドネスといいますか、牧歌的でありつつも一本スジの通った何かを感じる。

その「何か」はどうかすると、こりゃどうかしちゃうんじゃないのウケちゃうんじゃないのメジャーっちゃうんじゃないのマジで、と思わないでもないものであって、なので別段、僕が勧めるまでもないような気もする（というか今もよく知らない）のだが、でもオススメしますよ、恋パナ！」佐々木敦（HEADZ）
 
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